コンベクションオーブン TESCOM TSF601の修理に挑戦する

電子工作

突然の死

中古で購入したコンベクションオーブン TESCOM TSF601の調子が急に悪くなりました。

モード切替が安定せず、急にモードが切り替わって停止してしまうようになってしまいました。

調べてみたところ、どうやらコンデンサの故障事例が多いようです。
コンデンサの修理なら自分でもできそうなので、今回挑戦してみました。

清掃していないから結構汚いです。注意!

分解

外装を外す

まず、外装を外していきます。
後ろのネジ7つを外します。

次に底面のネジを外します。
以下の8つです。足の部分のゴムを外すと、中にネジがあります。

これで、外装のネジは全て取れました。
オーブンを横に倒し、外装を軽く持ち上げ斜めに力をいれると外すことができます。

ふん!
はずれた。ケガしそうで怖い。

外れました。反対側もやっておきます。
天板は外さなくてもよいです。

操作部を外す

次に、前面の操作パネルを外します。
オーブンの扉を開けて下部を見ると、操作パネルのあたりにネジがあることが分かります。
3つ外しましょう。

裏側にもネジが3つあるので外します。

これで必要なネジが取れました。
操作パネルを外していきましょう。

操作パネルを横から見ると、爪で止められていることが分かります。
爪はつぶされていて、平らにしないと外れないようになっています。

この部分を、裏側からペンチなどで整えて外します。

外装を外したのはこのためです。
両側やりましょう。

ぼやけてて分かりづらい! 画像がカスすぎてすみません

外せました。

コンデンサの交換

操作パネルの裏側に基板がついているので外します。
ネジを三つ外すだけです。

基板が外せたら、コンデンサの交換をしていきます。
とりあえず、故障事例が多いらしい470μFのコンデンサを交換していきます。

見た感じ、破裂や膨張はしていなさそうですが……
直ってくれ!

耐圧が高めの大きいものしかなかった。でけー

交換が完了したので、戻していきます。
分解時とは逆の手順を行うだけです。

起動

無事、元に戻せたので起動してみます。こい!

うごいた!

動きました!
モードの切り替えも問題なさそうです。

おわり

原因特定などはせず、コンデンサを交換しただけですが、無事に直ってよかったです。
これからもいっぱいリフローします。

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