ArmbianでWaydroidを動かす
Armbian (Noble)でWaydroidを動かしてみました。
割と快適に動作します。
環境
Board: Orange Pi 5
OS: Armbian 25.8.1 Noble Gnome (Vendor Kernel 6.1.115)
参考記事
OSのインストール
Armbianの公式ダウンロードページからOSイメージをインストールし、書き込みます。
書き込みはUSB Imagerを使いました。
今回は、Armbian 25.8.1 Noble Gnome (Kernel 6.1.115) をNVMe SSDに書き込みました。
SSDまたはSDカードを挿し込み、Orange Piを起動します。
画面の指示に従って初期設定を進めます。
その後、パッケージの更新だけしときます。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
Waydroidのインストール
以下のコマンドでWaydroidをインストールします。
curl https://repo.waydro.id | sudo bash
sudo apt install waydroid -y
Waydroidのアイコンが作られるので、クリックして起動します。
Android TypeをGAPPSに変更し、Downloadをクリック。
完了後、Doneをクリックします。
Waydroidが自動で起動しますが、この時点ではおそらく動作しません。
動作した場合、以下の手順は不要です。
ウィンドウが邪魔なので、一度終了しておきます。
waydroid session stop
次に、特定のファイルの中身を書き換えます。
お好きなテキストエディタでどうぞ。
vim /var/lib/waydroid/waydroid.cfg
以下の行を追加して保存します。
drm_device = /dev/dri/renderD130

保存後、upgradeを行います。
sudo waydroid upgrade --offline
作業が終わったので、起動をしてみます。
waydroid show-full-ui

無事に起動しました。
Headunit Reloadedを試してみたところ、快適に動作しました。