追記
当記事の内容は、ハードウェアアクセラレーションなしでWaydroidを動かすものです。
ArmbianでGPUを使ったWaydroid環境を作ることができたので、そちらをおすすめします。
Orange Pi 5 ArmbianでWaydroidを動かす
Ubuntu 22.04でWaydroidを動かす
Joshua-Riek氏のUbuntu 22.04でWaydroidを動かしてみました。
インストールしただけでは動作しないようです。
※ハードウェアアクセラレーションは効きません。激重です。
環境
Board: Orange Pi 5
OS: Ubuntu 22.04 (ubuntu-rockchip)
参考記事
Waydroidのインストール
以下のコマンドでWaydroidをインストールします。
curl https://repo.waydro.id | sudo bash
sudo apt install waydroid -y
Waydroidのアイコンが作られるので、クリックして起動します。
Android TypeをGAPPSに変更し、Downloadをクリック。
完了後、特定のファイルの中身を書き換えます。
お好きなテキストエディタでどうぞ。
vim /var/lib/waydroid/waydroid_base.prop
ro.hardware.grallocとro.hardware.eglの2つを、以下のように書き換え保存します。
ro.hardware.gralloc=default
ro.hardware.egl=swiftshader
以下のコマンドでWaydroidを再起動します。
sudo systemctl restart waydroid-container.service
waydroid show-full-ui
SwiftShaderに変更したこと、CPUで処理が行われるようになります。
動作は激重です。とりあえず動作させたい方はどうぞ。
参考Issuesの最後に、Armbianでのハードウェアアクセラレーション動作報告がされているので、そちらも今度試してみます。
追記:Armbianで動作しました。